こんにちは!臨床学術課の波多野です。
食品開発展2022の出展ブース、および弊社主催のプレゼンテーションにお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。今年は図書館や美術館をイメージさせる重厚感のあるブースでしたが、いかがでしたでしょうか?
本年のプレゼンテーションの内容は、オルトメディコのホームページ内に動画を掲載しておりますので、残念ながら会場に来られなかった方も、もう一度見直したい方も、こちらもぜひご覧ください!
https://www.orthomedico.jp/original-contents/expo_2022_playlist.html
今後も、機能性表示食品や臨床試験に関する有意義な情報をお伝えできるよう、精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
Question119(Question61 再掲)
研究レビュー(システマティックレビュー)により食品の機能性を評価する際、望ましい手順は下記のうちどれでしょうか。
(A) 言語による絞り込みをすること。
(B) 検索式にPI(E)COのOを含めること。
(C) 自由語及び統制語を組み合わせた検索式を使用すること。
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(C) 自由語及び統制語を組み合わせた検索式を使用すること。
機能性表示食品の届出等に関するガイドライン(令和4年4月1日一部改正)別紙4 システマティックレビュー(systematic review:SR)の実施手順に係る考え方(例)に次の記述があります。
『⑤ 検索式の設定
網羅的な検索が実施できるよう、自由語及び統制語(PubMedにおけるMeSH等)を適切に組み合わせた検索式を、文献データベースごとに設定する。』(p.3)
また、「機能性表示食品」制度における機能性に関する科学的根拠の検証-届け出られた研究レビューの質に関する検証事業 報告書(平成28年3月)に次の記述があります。
『SRや臨床研究を検索する場合、PI(E)COのP、I(E)、Cを用いて網羅的に行うが、害と不利益を含んだ幅広いアウトカムを拾うため、検索式にOは含めないことが望ましい。さらに、論文数が多い場合でも、言語などのフィルターを用いての絞込みは原則として行わないことが望ましい。』(p.27)
したがって、研究レビュー(システマティックレビュー)の際、言語による絞り込みや、検索式にOを含めることは望ましい手順ではなく、自由語及び統制語を適切に組み合わせた検索式を使用することは望ましい手順であることがわかります。
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いかがでしたでしょうか?
次回のクイズもお楽しみに!
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