こんにちは!臨床学術課の小山です。
「Coda あいのうた」観ました。先日、米国アカデミー賞作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞したのでご覧になった方も多いのではないでしょうか?
この映画は、一言で言うと、聾唖(聴覚障害)家族の中で唯一聴覚が正常な女子高生ルビーが自分の夢と家族との間で葛藤するヒューマンドラマなんです。涙腺崩壊、感動必至の映画でした。オスカー受賞作品ですから、単なる御涙頂戴映画ではありません。別次元の感動がありました。
ところで、この映画はあのApple OriginalのApple TV+で配信されていると言うのです。
ところが、日本ではAppleTV+で配信されていません。どうやら、日本での配給権はGAGAが持っていて劇場公開のみだそうです。
今、ウクライナ侵攻で大量虐殺が行われていたとされる非常にショッキングなニュースで暗く辛い世界状況です。だからこそ観て欲しいと思える映画でした。
Question95
機能性表示食品届出ガイドラインでは、糖質、糖類及びエキス等の分析方法については、妥当性が検証されている必要があり、特に定量試験法については分析法バリデーションのデータを添付して提出するように定められています。
それでは、次の(A)~(C)の機能性関与成分のうち、分析方法の妥当性を示す資料(バリデーションデータ)を添付する必要のないものはどれでしょうか?
(A) 熟成にんにくエキス
(B) ガラクトオリゴ糖
(C) 大豆発酵多糖類(大豆水溶性食物繊維として)
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(C)
機能性表示食品の届出等に関するガイドライン(令和4年4月1日一部改正)の第2 食品の分析 1.届出時に添付する成績書等に関する留意点 (1)では、以下のように定められています。
『なお、糖質、糖類及びエキス等の分析方法については、妥当性が検証されている必要があり、更に査読付き論文や公定法など客観的な評価が行われたものが望ましいため、分析方法の妥当性を示す資料(バリデーションデータ)を添付し、更に査読付き論文や公定法などに従った分析方法を用いた場合には、その出典について分析方法を示す資料中に記載すること。』(p.24)とあります。
ちなみに、食物繊維の分析法については、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)炭水化物成分表編」に、『食物繊維の分析法をそれまでのプロスキー変法及びプロスキー法に代えて、難消化性でん粉の全てと低分子量水溶性食物繊維を測定できるAOAC. 2011.25 法を採用した』とされており、試験方法は「日本食品標準分析法2020年版(八訂)分析マニュアル」に記載されています。このような場合は、分析法バリデーションは成されており、確立した定量方法と考えられます。したがって、上述(C)のように水溶性食物繊維の分析方法については、敢えてバリデーションデータは必要ないとされています。
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いかがでしたでしょうか?
次回のクイズもお楽しみに!
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