こんにちは、届出代行事業の小山です。
さて、皆さんは、都内で蜜蜂を飼って“はちみつ”を販売するというプロジェクトがあるのをご存知ですか?以前にTVで銀座の百貨店の屋上で蜜蜂を飼ってはちみつを販売していることがニュースになって放送されたことがありましたが、伊勢丹新宿店でもありました。
その名は、「しんじゅQualityみつばちプロジェクト」というもので、都市型養蜂の中でも障がい者が関わる初のプロジェクトということです。
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/feature/foods/pickup/2104/19xx_0111.html
そして、そのプロジェクトから生まれた商品は「新宿しQハニー」といい、さまざまな花の蜜を集めた「百花蜜」という部類だそうです。
新宿の伊勢丹ビル屋上で養蜂していると聞くと、新宿区みたいな大都市も創意工夫で自然と共生できることを改めて感じました。
それでは届出クイズに挑戦してみてください♫
Question83
分析方法を示す資料を作成する際に留意すべき事項としては、第三者機関において分析ができることが前提となるため、できる限り詳細に分析条件や分析手順を記載する必要があります。
例えば、機能性関与成分が腸内細菌等である場合は、以下のような項目で説明すれば良いとされています。
さて、ここで問題です。以下の( )に入る用語の正しい組み合わせを以下の(A)~(C)の中から選んでください。
・ ( イ )の分析方法を示す資料では、最終製品において( ロ )やシークエンス法等により遺伝学的に特定の「菌株」を同定できることを説明すること。
・ 定量試験の分析方法を示す資料には、定量された菌が目的の「菌株」であることを確認する方法を記載すること。
例えば、
① ( ハ )な定量試験方法であることを説明する。
② 定量試験で培養したコロニーに対して、( ハ )な定性試験を行う。
③ 製品規格・製造工程管理等の観点から目的の菌株以外の菌の影響が否定できることを説明する。
なお、上記以外の方法であっても、目的の菌株が定量できることが示されるのであれば、その方法で差し支えない。
(A) イ 腸内細菌等、ロ 遺伝子解析、ハ 菌株特異的
(B) イ 腸内細菌等、ロ PCR法、ハ 菌株特徴的
(C) イ 定性試験、ロ RAPD法、ハ 菌株特異的
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(C)
簡単でしたよね?
「機能性表示食品に関する質疑応答集」(令和3年8月4日一部改正)の問32の回答として、『 ・ 定性試験の分析方法を示す資料では、最終製品においてRAPD法やシークエンス法等により遺伝学的に特定の「菌株」を同定できることを説明すること。
・ 定量試験の分析方法を示す資料には、定量された菌が目的の「菌株」であることを確認する方法を記載すること。
例えば、
① 菌株特異的な定量試験方法であることを説明する。
② 定量試験で培養したコロニーに対して、菌株特異的な定性試験を行う。
③ 製品規格・製造工程管理等の観点から目的の菌株以外の菌の影響が否定できることを説明する。』とあります。
RAPD法等を定性試験方法とする場合、特殊な菌株等であれば特許申請中であるケースが考えられます。そのようなケースでは、手順書等にマスキングをする場合がありますが、消費者庁との妥協点は、プライマー程度がマスキングとなる場合が多いようです。
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次回のクイズもお楽しみに!
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