メリークリスマス！臨床学術課の波多野です。
今日はクリスマスイブですね！今年のクリスマスはどのように過ごされますか？イタリアのコンテ首相は、コロナ禍でのサンタの移動を心配する5歳の男の子からの手紙に、「サンタは既に国際外出証明書を持っていて、マスクを着けて今年も世界中へ行くつもりだと約束してくれたよ」とFacebookで返答したそうです。皆様にも素敵なクリスマスが訪れますように！そして、本ブログも年内最後の回となります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Question32
安全性情報を調査する際、以下の情報検索ツールのうち、「2次情報を収集できる民間のデータベース」はどれでしょう？
(A) PubMed
(B) ナチュラルメディシン・データベース
(C) 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「素材情報データベース」
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Answer32
(B) ナチュラルメディシン・データベース
機能性表示食品に関する質疑応答集（令和2年11月30日一部改正）問20、21の回答に、データベースの分類が記載されています。
1次情報は「研究成果として初めて公共の場に提供されるもの」、2次情報は「1次情報の集約によって作られた情報」に分類されます。また公的機関のデータベースとは、公的機関（独立行政法人、国立の研究所や公立大学等を含む。）が公表しているデータベース、それ以外の私立大学や学術学会、特定非営利活動法人（NPO法人）などの団体が公表しているものは、公的機関に該当しない、民間や研究者などが調査・作成したデータベースとなります。（p.18）
したがって、PubMedは1次情報が得られるデータベースであり、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「素材情報データベース」は、2次情報が得られる公的機関のデータベースとなります。ナチュラルメディシン・データベースは一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センターが作成した2次情報が得られるデータベースです。
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いかがでしたでしょうか？
安全性の評価は喫食実績から安全性試験の実施まで評価する順序があります。また、医薬品との相互作用や、機能性関与成分が複数含有される場合はその機能性関与成分同士の相互作用の評価も必要ですので、不明点がございましたら、お気軽に弊社にご相談ください！
次回のクイズもお楽しみに！
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